主婦(40)女性からの投稿、「数年ぶりに”おふくろの味”を食べたらとても残念な気持ちになった。”おふくろの味”はいくつになってもおいしいものと思っていたが、イメージしていた味とは違っていた。酢豚は餡がゆるくてシャバシャバ、チャーハンも味がそっけなく感じた。離れて暮らしているうちに自分の記憶が美化されたのか、母の腕が落ちたのか…」といった内容でした。

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この投稿に対しマツコさんは「言っていることはわかる。ただ、優しくしてあげて」と言います。
 
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マツコさんはこの原因は簡単に言えば「老い」だといいます。
年を取れば、味付けも薄くなったりするし、料理をするのも体力的にキツクなってくる。

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例として、マツコさんは”酢豚の餡”を取り上げます。
年を取ると、「片栗粉と戦えなくなってくる」のだそうですw
ちょっとずつ水溶き片栗粉を足しているうちに、腕は疲れてくるし、火は熱くなってくる…。
それで、ちょうど良いあんばいの固さに調節することが難しくなってくる、のだそうです。

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さりげないですが、この話には含蓄があります。
子供は無意識のうちにいつまでも昔のままの母親を求めている。
しかし、母親も人間、徐々に老いてゆき、絶対的な愛と信頼の存在ではなくなってゆく。
子供が親の老いに気づいてしまった瞬間は悲しいものですが、マツコさんの「優しくしてあげて」というアドバイスは心にしみます。

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一方、有吉くんは実家に帰って、昔の懐かしい味をお母さんにリクエストすることがあるのだそうです。

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「えっと、あれなんだっけ…」
「あーわかった」
昔の記憶を呼び起こして懐かしの味の料理について申し述べると、お母さんが出してきた料理はインスタントのものだったw

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ここから話はグラタンになります。
マツコ「家でグラタンって作った?」
有吉「おふくろがね、家でたまに作って…」
マツコ「あらーハイカラ!広島の山の中で…ハイカラな家だね~」
この言い方にマツコさんの悔しさがにじみ出ていますw

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マツコさんの家で出るグラタンはアルミホイルの器のやつ。
「ペシャメルソースから作る家なんか、奇跡の家だったもんね、近所で」
きっとマツコさんは子供のころにお友達の家に遊びに行って、白いグラタン皿に入った手作りグラタンをごちそうになって衝撃をうけたんでしょうねw

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母親の作る料理にブーブー文句垂れていたマツコ少年w

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バッキバッキに塩を利かせた鮭が好きだった有吉少年。
塩鮭にさらに塩をかけて食べていた。
有吉「おふくろがそれを恨みぐらいに思ってるのか、今40越えて(実家に帰って)食ったりするとさ、バッキバッキに真っ白い塩鮭が…」w
親の子供のイメージも昔のまんまw

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ここから話は青山アナのおふくろの味へ。
有吉「おふくろの味何?」
青山「あ、でも…ビーフストロガノフ」
一同笑い。

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ただ料理名を言っただけで笑いが出る不思議。
これは日本における「ビーストロガノフ」の立ち位置に原因がありそうです。

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マツコ「ビーフストロガノフってさあ、ギャグだったよね、昔」

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食べたことも聞いたこともないけど、耳ざわりが面白いからその言葉を口にするだけで面白かった。
似たようなものとしてはウッチャンナンチャンの「ジャンバラヤ」w

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有吉「(今)ビーフストロガノフが好きですなんて言ったら、お前滑ってるぞって…」w
マツコ「ねえ、ほんとだよね」

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ビーフストロガノフというと、私はこの人を思い出します。

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