嵐山・渡月橋前からスタート。
 
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初登場の近江アナ。
高知生まれ東京育ち、1988年生。
職歴:NHK熊本→NHK福岡→東京アナウンス室


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ぼやくタモリさんw

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今回のお題は、「嵐山はナゼ美しい!?」。

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 案内人は、京都大学で造園学を研究している深町先生。

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 嵐山といえば、今タモリさんたちがいる渡月橋の景色が有名ですが、実は平安時代の人々が美しいと思ったのは別の場所だったそうです。

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 一行は渡月橋から西へ700mほどの小高い丘に移動。
ここから眺められる渓谷美が、平安時代の人々にとっての嵐山だったのです。

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さらに室町時代になると、人々はより積極的に自然に手を加えた新しい美を生み出しました。
一行は、一歩進んだ嵐山の新しい美を見に、街中にある天龍寺に移動します。

ここで、ブラタモリ3回目の出演となる京都高低差崖会の梅林さんと合流。

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天龍寺の庭、曹源池庭園。
ほぼ作られた当時のままの貴重な庭園です。

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池を中心に石や植物が配置されています。

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このアカマツは、嵐山にもたくさんある木。
嵐山の自然を庭園に取り入れて、連続性をもたせています。

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この庭園の中景になる斜面が、実は地形上のポイントになります。
 
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前景、中景、後景をエグザイルで説明するw

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さて、この庭園の斜面ですが…。

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この斜面は”断層崖”でした。

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庭園を設計した夢想疎石(1275~1351)は自然美(断層崖)を巧みに取り入れてこの庭を造ったようです。 

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夢想疎石が定めた嵐山の美景、天龍寺十境。
この十境の共通点は、いずれも平地と斜面が出会う”へり”にあるという事です。

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一行は嵐山の美のポイントとなる斜面をさらに詳しく探るために嵐山国有林に移動します。

嵐山は40度の急斜面。

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急斜面なのでそこに生える木の一本一本がしっかりと見え、嵐山の遠景を美しくしていたのです。

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嵐山周辺の人々はしっかりと根を張って土砂崩れを防ぐ桜やモミジを嵐山の急斜面に植え、嵐山の景観を守ってきました。

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タモリさんも未来の嵐山のために山桜を植樹しました。

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