今回は富士山9合5勺からスタート。
標高3590メートル。
富士山頂は3776メール。

気圧は地上の三分の二なので、お菓子の袋もパンパンです。

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本日のテーマ:人はなぜ富士山頂を目指すのか?

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山頂を目指して出発。
200メール弱の高低差ですが、空気も薄く傾斜も急なのでキツイ。

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途中酸素を補給するタモリさん。

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弱音が多くなり、珍しく余裕もなくなっています。

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ついに山頂に着きました。

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山頂の浅間大社奥宮にお参り。
20キロ離れていますが(最初にお参りした)ふもとの浅間大社と一緒で一つの神社。

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70歳になったタモリさんは高齢者記帳書に名前を書き、お神酒をいただきます。

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高齢登山者の番付表。
80代、90代の方もたくさんいます。
最高年齢は103歳だそうです。

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御朱印が押された白装束も記念にいただきました。

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お目当ての火口に到着。

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富士山の8合目から上は浅間大社のモノ 。

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江戸時代の人々は火口にお賽銭を投げ入れていました。
火口の底はだいたい8合目の高さにあるので、お賽銭箱の底から上を神社のモノとみなしたのだそうです。

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また江戸時代の人々は火口の周りにある8つの峰を仏にみたて、名前を付けました。

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仏教には8つの仏が大日如来を囲んでいるとする考え方があります。

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ですから、8つの仏に囲まれる大日如来が中心の火口に現れると信じていたのです。

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江戸時代では(富士山の)「御来光」ではなく「御来迎」。
非常に特殊な条件の下で大日如来の御来迎(ブロッケン現象)をみることができたのです。

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人々は、信仰のために富士山頂を目指していました。

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