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ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:ヨルタモリ

ゲストは人気若手俳優の松坂桃李さん。

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冒頭は、吉村さん(タモリ)がオリジナルのサバ・サンドを振る舞います。 

サバのサンドウィッチはトルコのものが有名ですが、パンはフランスパンを使い、焼サバの他にトマトやタマネギが入ってます。
フランスパンは固くて食べにくい、あまり具があるとさらに食べにくいという理由で、吉村さんはサバ・サンドに改良を加えました。

まずサバはノルウェー産の一夜干し。
ノルウェー産は安定して脂がのっているそうです。
吉村さんのサバサンドはトーストした食パン(山型のイギリスパン)を使います。 
トーストに焼いたサバ、レタスをのせ、醤油を混ぜたマヨネーズをかけて、トーストをのせます。
あとは包丁で適当な大きさに切って完成です。

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おいしそうでした。
ビールが合いそうです。

脂ののったノルウェー産 サバの塩焼き 合計15枚(5枚×3袋) ※冷凍 【冷凍同梱可能】☆
脂ののったノルウェー産 サバの塩焼き

 この後は、フリートーク。
松坂さんはデヴュー前はぜんぜんモテなかったそうです。
吉村さん(タモリね)は「そんなこと言っても、自分でイイ男だっと思ったから俳優になったんだろ」とちょっとイジワルな質問をします。
宮沢りえさんがそれを受けて、「私は子供の頃もっと外人寄りだったから、髪の色も違って、周りとはちょっと違うとは思っていた」と発言、困っている松坂さんをうまく救ってあげました。
松坂さんは毛玉のついたセーターも着るし、鼻くそもほじるそうです。
他の番組で松坂さんの密着取材を見ましたが、確かに彼は着るものには無頓着そうでした。
地味なので、街を歩いてもほとんど気づかれていませんでした。
地方都市のコンビニでパンツを買った時、レジの女性店員さんに気づかれていましたが、買ったのが下着だけにばつが悪そうでしたw
 
タモリが架空の人物をモノマネするという一人コントのコーナーを挟んで、再びフリートーク。

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モノマネの流れで、松坂さんがドナルドダック、吉村さんが寺山修司のモノマネを披露します。
 さらに話は松坂桃李さん(本名)の名前の由来になりました。
「桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す」という有名な漢文から取ったものだそうです。 
桃や李は何も言わなくとも、その魅力によって人が寄ってきてその下には道ができる、という意味で、魅力のある人間になってほしいという願いをこめてつけられたそうです。
確か、吉祥寺の成蹊学園もこの文が名前の由来になっているはずです。

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話題は楽器の話になって、松坂さんがバイオリンを弾いて見せます。
ここはつい最近公開された映画「マエストロ」の番宣の一環でしょうか。
吉村さんもバイオリンを抱え、得意のデタラメ現代音楽を弾いて見せました。

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通販番組のコントを挟んで再びバーに戻ります。

もうすぐ節分という事で、宮沢りえさんが鬼の面を被って豆まきをしました。
ノリノリで鬼になってみんなに豆をぶつけられる宮沢りえさんが、可愛くてセクシーでした。
昔とんねるずの番組に出ていた十代の頃の宮沢りえを思い出しました。

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松坂桃李コンプリートBOOK「TORing」
松坂桃李
学研マーケティング
2012-10-23



 

今回のゲストはマツコ・デラックスさん。
新年最初の放送という事でしょうか、ママの宮沢りえさんもマツコさんも着物姿で登場です。

ダウンロード

レギュラーの能町さんもマツコさんと同じ組合の人ですが、この日二人は初対面のようでした。
マツコ「いつも(テレビで)見てて、勇気づけられてるの。近いものを感じるの」 
能町「え、そうなんですか」
マツコ「なんか、自ら幸せを拒否しているというか…」
ひとしきり能町さんをいじったところで、乾杯。
マツコさんはグラスのビールを一気に飲み干します。

マツコ「私(りえさんの)お母さんに似ているって言われるの」
りえ「ああ…(似ているとは思っていない模様)でも、私、ブッタ顔好きですよ」
マツコ「ブッタ顔!?…ブッダね」
りえ「ブタじゃないよ、ブッダ、幸せを呼ぶ顔」 
りえさんは仏陀のことを言っていたようです。

そんな話をしているところに吉村さん(タモリ)が店に入ってくる。
吉村さんが岩手から来ているという話から、マツコさんが知っている岩手出身のラグビー選手の話になります。
「ラグビーをやっていた北見出身の男!!」とマツコさんが叫んだ直後、ピー音が入りました。
どうやらマツコさんはものすごく大きなゲップをしたようですw
さっき一息で飲んだビールがきいたようです。
マツコさんの強い要求で、ゲップにピー音がかぶせられたようです。

マツコさんと宮沢りえさんは一つ違いだそうで、話は宮沢りえさんの「サンタフェ」になりました。
「サンタフェ」は40代以上なら皆知っている宮沢りえさんのヌード写真集です。
人気絶頂期での宮沢りえ(17)のフルヌードは当時センセーショナルな話題を呼びました。
今でいえばAKBの神7がフルヌードになるようなものです。

Santa Fe 宮沢りえ
篠山 紀信
朝日出版社
1991-11


話は二転三転して、マツコさんは仕事ができないテレビ局のスタッフを嘆き、「タモリさん、いいスタッフ紹介してよ」と頼むのですが、岩手の吉村さんの設定になっているタモリさんは言下に「私、タモリじゃないから」と否定します。
マツコ「難しい、これ。こっちは宮沢りえで、こっちはタモリじゃないって」
この問題については番組開始当初から、タモリの設定は不要ではないかと批判されてきましたが、最初に誰かになりすます設定にしてしまったから、もう今さらやめられないのでしょうね。

話は鮭の産卵の話からだんだんシモになっていきそうな気配になったので、りえママは強引に話題を変えました。
あからさまに話を逸らしたのですが、振った話題が「東京の地理」、マツコもタモリも大好物のテーマです。
その上、能町みね子女史も地理が好きで、大学(東大らしい)では地理の勉強をしていたそうです。
 
昔(江戸期あたりまで)、江戸川区、墨田区あたりは湿地帯で、人はほとんど住んでいなかった。
 亀有はもともとは亀無・亀梨だった。
東京東部にハードゲイ専門の店があり、ドレスコードが「ふんどし」だったり「サランラップ」だったりする。 
西新宿あたりは淀橋区だった。
四谷区、牛込区、淀橋区が合併して新宿区になった(昭和22年)、これにより淀橋は消滅した。
新宿はもともとは内藤新宿だった。
特に港区の地名変更はひどい→ この件について興味がある方はこちら

等々、地理好きの3人によって地理トリビアが展開しました。
皆さん町名変更については憤っていましたが、これは私も同感です。
私の卒業した小・中学校も名称を変えているのですが、何とも無味乾燥な名前になってしまいました。

さらにマツコさんは渋谷の再開発について語ります。
これからの渋谷はエライことになるのだそうです。
例えば、ビルを建てるために、地下に埋設されている渋谷川の流れを変えているのだそうです。

私が子供の頃、渋谷駅前では手足を失った傷痍軍人さんたちがアコーディオンを弾いていました。
美竹町(この町名も消滅しました)のお祖母ちゃんの家に行く坂の途中、蛇屋さんがあった事もよく覚えています。

109ができて渋谷が若者の街と呼ばれるようになったあたりから、渋谷はよそよそしい知らない土地になりましたが、これからさらに大きな変貌を遂げようとしています。
それに比べると、西新宿は別ですが新宿の東側はあまり変わっていないような気がします。

yusimaclinic

途中で、上のようなパロディ風CMが流れましたが、包茎手術専門のクリニックのようですww


東京の地理がわかる事典―読む・知る・愉しむ
鈴木 理生
日本実業出版社
1999-10






 

今回のゲストは女優・歌手の松たか子さん。
ママの宮沢りえさんは松さんとは野田秀樹さんの舞台で共演したことがあり、当時妊娠中だった宮沢さんは”男前”の松さんにいろいろ助けてもらったそうです。
松さんと言えば、「アナと雪の女王」の”ありのままで~”ですが、厳しい歌唱修行を続けてきて、声帯を潰したことが2、3度あるそうです。
その松さんにとってのアイドルは松田聖子さん、宮沢さんも小学生の時に聖子ちゃんカットをしていたそうです。 

matu matuda
そう言えば、最近こんなCMありますね

そこへ岩手でジャズ喫茶を経営している吉原さん(タモリ)が登場。
ジャズという音楽はなく、ジャズな人がいるだけ。
「歌う」とは「歌うことをやめること」。
つまり、「語るように歌う」。
などなど独自の音楽論を語ります。 

松さんは真面目な人なので完璧に仕上げて歌を歌うが、少し音を外してもいいくらいの気持ちで歌ってみてほしい、というのが吉原さんのリクエストでした。

話は音楽から、時間の概念という哲学的なテーマに移ります。
「刻々と変わる人間に”ありのままの自分”」はありえない、と吉原さんが言いだし、それに対し松さんは「”ありのままで”は一瞬の間によぎった”ありのままの自分”について歌う何分間だと思う」と話します。
さらに松さんは「ミュージカルではリアルな時間な流れとは異なり、刹那の瞬間を数分間使って表現したりすることがある」と語り、それは受けて吉原さんは「時間という概念を持つのは人間だけで、人間は(音楽によって)時間を延ばしたり縮めたりしている」と話します。
「人間は刻々と自分を過去のものにしている」というのが吉原さん(タモリ:早稲田大学第二文学部西洋哲学専修除籍)の結論でした。

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最初のミニコーナーは、世界の音楽旅行~ボサノヴァ。
ギタリストは伊藤ゴロ-氏(ボサノヴァの世界では第1人者らしい)。
例によってタモリさんがデタラメのボサノヴァを雰囲気たっぷりで歌います。

再びバーのセットに戻ります。
松さんの知り合いのミュージカル嫌いの有名人が松さんのミュージカルを見に来たことがあり、舞台が終わった後に褒めてもらったというエピソードを披露します。
お昼に「いいよ!」と言っていた人という話になったところで、吉原さんはトイレに逃げてしまいました。
タモリさんはミュージカルは嫌いでも、松たか子さんのことはお好きなようです。

 ミニコーナー二つ目は日本古典文学講座第3回「百人一首」。
「かさぶたのめくれる端に 置く干物 しらきりとうし 夜ふいに蹴る 中納言家主」
この元歌は「 かささぎの わたせる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける 中納言家持」のようです。
この教授(タモリ)が言っていたように、ほんとうに百人一首の6番の歌でした。
 
最後のトークでは岩手のわんこそばの話から、スープの話になり、吉原さんが知っているスープ専門の先生の話になります。
この先生はスープの作り方を教えながら、グチグチと怒るそうです(この先生は辰巳芳子先生という説もありますが不明)。
吉原さんはJRの車内誌に自分の店が掲載された時、オバちゃんたちが団体で押しかけてきて店でおしゃべりを始めたので頭に来て前衛ジャズを大音量でかけたそうです。
吉原さんのジャズ喫茶は岩手に実在する「ベイシー」がモデルだと思われますが、実際飛行機の機内誌にベイシーが掲載されているのは見たことがあります。

basy



 







日曜夜11時台で、タモリさんのフジのレギュラー番組が復活しました。
いやがうえにも期待は高まります。

舞台はりえママ(この間亡くなったりえママではなく、宮沢りえがママをやっているという意味)が新装開店した湯島のバー。
バーのセットの雰囲気はなかなかいいです。
行ってみたくなります。
バーの名がwhite rainbow
ググってみたのですが、実際に霧や月の光で白い虹が出る現象があるようです。
知らなかった、勉強になりました。

white rainbow
 北海道美瑛の白虹

ただ、30分番組なのにいろいろ詰めこみすぎてませんか。

りえママやゲストとのトークが特にあるわけでもなく、途中に2本のコントが挟まれています。

タモリさん得意のデタラメ歌を挟んでいるミュージシャンは結構本格的なプロのようです。
音楽番組か?

yorutamo

虫ドッキリは結構斬新でしたが、さすがにタモリさんのハエの物真似も体のキレが落ちたような気がします。

ゲストは「あまちゃん」で音楽を担当した大友良英さんと女装エッセイストの能町みね子さん。
二人は結局タモリさんの芸を見てなんとなく笑っているだけでした。

結局、トーク番組というわけでもなく、コントというわけでもなく、音楽番組でもない…。
ま、バラエティと言えばバラエティですけど、なんだか落ち着かない番組でした。

せっかく、りえママのお着物がキレイだし、素敵なバーなんだから腰をすえてやってほしいような気がします。
これからに期待しま~す。

白虹(はっこう) (PHP文芸文庫)
大倉 崇裕
PHP研究所
2014-07-09




 

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