Halohalo online

ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:マングローブ




先週の続き。
奄美大島中部の河口をカヌーで探検中。

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マングローブの森が広がります。
先週勉強したようにマングローブは植物の名前ではなく、熱帯・亜熱帯の河口などで潮の満ち引きの影響を受ける植物の総称です。

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案内人はエコツアーガイドの中岡省吾さんです。

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爽やか近江ちゃん。

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干潟に上陸。

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ここでマングローブの生き物たちを観察します。
 
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シオマネキが出てくるのを待ったが、警戒されて出てこなかった。

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オキナワハクセンシオマネキ:甲羅の幅は2cmほど
南西諸島に生息

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オスたちが大きなハサミでメスを手招きする。

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近江アナ、カニ発見。

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コメツキガニ:甲羅の幅は1cm未満
全国の干潟や砂浜に生息

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この青いカニは縦に歩ける。

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ミナミコメツキガニ:甲羅の幅は1cmほど
南西諸島に生息

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大きなシジミ。

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泥臭くておいしくはない。

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マングローブの代表的な植物、メヒルギとオヒルギ。
葉の形が違う。

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メヒルギの根は、板状(板根)。

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オヒルギの根はドレッドヘアw

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オヒルギは膝を曲げたような根を伸ばしている(膝根)。

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潮の干満の差が激しいので、少しでも長く呼吸をするためにこのような複雑な形の根になっている。

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もう一つの理由は、軟弱な地盤の上で育つことができるよう根が複雑な形になっている。

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メヒルギの散布体。
*散布体:枝についたまま種子が発芽したもの

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オヒルギの散布体。

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散布体は大きくなると落下し、泥に突き刺さる。

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大きい木になるまで100年ぐらいかかる。

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タモリさんたちは展望台にやって来ました。
沖縄・首里の回でもお世話になった琉球大学の尾方隆幸先生が待っていました。

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山が多い奄美大島に対して、遠くに低く見える喜界島は平らな島。

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喜界島はサンゴ礁が隆起してできた「隆起サンゴ礁段丘」。

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一方、奄美大島は大陸の一部だった!?

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約1000万年前、琉球列島は大陸のヘリだった。

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 その後プレートの力で大陸が引き裂かれる。

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地続きなので台湾まで鉄道がひけたw

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 その後、大きな断層の活動などで完全に大陸から切り離される。

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やがて、サンゴ礁の隆起した平らな島もでき、海水面も変化して、現在のような琉球列島の形が出来上がりました。

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奄美にいる固有種は、もともと大陸にもいたはず?
 
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氷河期や新しい肉食獣の出現によって、大陸の方の種は全滅してしまった。 

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アマミノクロウサギ(固有種):1921年(大正10年)、動物として初めて国の天然記念物に指定された。 

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耳が短いのはウサギが進化して耳が長くなる前の太古のウサギの姿をとどめているから。

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古い島には、ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなど太古の時代の姿を残す生き物がいる。

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奄美大島に特に固有種が多いのは、面積が大きく大規模な開発が進まなかったから。
 
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陸と海のキワの生物を観察するため、タモリさんたちは奄美大島の中部にやって来ました。
案内をするのはエコツアーガイドの中岡省吾さん。
 
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ミッツ・マングローブ、思わぬ出演w

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ここからカヌーで川下りをしてマングローブの森を観察します。

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漕ぎ方のレクチャーを受ける近江アナ。

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