今回は懐かしい昭和歌謡の中でも、ちょと攻めすぎたレコードのご紹介。

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 有識者は音楽愛好家の鈴木啓之さん。

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鈴木さんによれば昭和のレコードは何でもあり。
ちょっと人気が出た時の人にとりあえず歌を歌わせてレコードにするのが当たり前の時代でした。 

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他にも突拍子もない企画のレコードが数多くありました。

「イエローサブマリン音頭」は覚えてます。
これは結構ヒットしたと思います。

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ビートルズの曲を犬にカバーさせるw

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鈴木さんの2万枚のコレクションの中から、選りすぐりの攻めすぎレコード3枚を紹介してもらいます。

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 ① 少年探偵団 「恐怖の人間カラオケ」 1979年

今でこそ当たり前にあるボイスパーカッションですが…。

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これに30年以上も前にチャレンジしていたレコードがありました。
それが、少年探偵団という劇団が出した「恐怖の人間カラオケ」。

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ピンクレディの「サウスポー」のカバー。

ニュイ~ンジュ~イン、ニュイ~ンジュ~イン♪

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北島三郎の「与作」。

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渡辺真知子の「迷い道」。

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「人間カラオケ」はもともと劇の演目の一つでした。

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今のボイスパーカッションのように洗練されてはいませんが、 1970年代にこれをやっていたことは驚きです。

 ② 尾藤イサオ&ドーン 「剣の舞」 1979年

このクラシックの名曲に詞をつけたのは、数々のヒット曲を生み出した作詞家のなかにし礼さん。

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マジックの定番BGM「オリーブの首飾り」も、

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なかにし礼さんの手にかかると、艶っぽいラブソングに生まれ変わります。

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 尾藤イサオ&ドーン「剣の舞」(1979年)のレコード。

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好きか嫌いか嫌いか好きか
はっきり言いなよ今すぐ目の前で♪

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かなわぬ恋を嘆いて
われとわが身に剣を刺す刺す刺す♪

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「剣の舞」はアップテンポの情熱的な恋の歌になりました。

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