ソチ五輪もいよいよ終盤に近づいてきましたが、ご覧になってますか?

私は首尾よくメダルを取れた人よりも、期待されながらうまくいかなかった人の方が印象に残ります。

例えば、スキージャンプの高梨沙羅ちゃん。

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小柄な体を直立不動にして、生真面目にインタビューに応える姿を見ていると、なんだか胸が痛くなってしまいます。

今回のソチ五輪ではメディアも一番彼女をフィーチャーしていたような気がします。

”ひいきの引き倒し”という言葉が思い浮かびます。

でも、まあ、まだ17歳です。

最初からうまくいくよりも、ちょっとつまづいた方が長い人生のためには良いかもしれません。

次頑張って…と言うとまたプレッシャーになっちゃうかな。

そして、浅田真央さん。

会心の滑りでフリーの演技を終えた後、泣き出した彼女を見てオジサンも思わずもらい泣きしてしまいました。

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「(フリーは)自分のためではなく今まで応援してくださった人たちに恩返しをするために滑ろうと思いました」

インタビューで彼女はそう応えていました。

メダルという我欲を捨て、他者に捧げる3回転ジャンプ6種という満願成就。

さすが菩薩顔の真央ちゃんです。

下世話な話ですが、彼女をCMに起用するスポンサーが多いのもうなづけます。

それから、長野五輪ではまだ少女だった上村愛子さんのモーグルも感無量でした。

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メダルは取れなかったけど、集大成の滑りを見せくれました。

女子ばかり名前を挙げているとただのスケベなオジサンになるので、男子にも触れます。

うーん…。

出てこない。

あ、スノーボードのハーフパイプでメダルを取った子たち…。

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スノボというと、ちょっと不良っぽいコたちがやっているイメージがありましたが、彼らはフツーの中高生ですね。

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そういうイメージの代表格 国母クン

お気に入りの音楽を聴きながら演技をするという、スノボの自由な雰囲気は私的には嫌いではないので、別に選手がドレッドヘアでも構わないのですが、普通の子が活躍するとやっぱりなんだかホッとします。

お父さんお母さんも子供に安心してスノーボードを買い与え、スノーボードの競技人口はこれからぐっと増えるかもしれませんね。