Halohalo online

ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

タグ:スクレロスチン









骨の異常のために引退を余儀なくされた元自転車選手のコールドウェルさん。

a1

メッセージ物質の異常によって骨の建設のバランスが崩れ、老化が進む危機にさらされています。

a2

なぜ体の中でメッセージ物質の異常が起きたのか?
それを解明することで再び若さを取り戻す答えが見つかりつつあります。

a3

ミズーリ大学のパメラ・ヒントン博士。
運動と骨量の関係について研究しています。

a5

コールドウェルさんのケースについて分析してもらったところ、意外な答えが返ってきました。

a6

自転車が原因の一つ。

a7

幼少期から自転車に乗り続けたことが事態を悪化させた可能性がある。

a8

プロ選手を目指して7歳から自転車に乗り続けてきたコールドウェルさん。

a9

無駄な筋肉がついて体重が増えないようにランニングなど他の運動は控えてきました。

a10

偏った運動習慣が骨に異常をきたすことにつながったのではないか…。

a12

ヒントン博士は運動習慣によって骨量に違いが出るのかを一般人を対象に調査しています。

a12

まず、20代から50代の男性で週6時間以上ランニングをしている人たちの骨量を調べてみました。

a13

骨量が低い傾向にある人は全体の19%にとどまりました。

a14

一方自転車に乗っているグループでは、なんと63%にのぼりました。

a15

この割合はランニングのグループの3倍にも及びます。

a16

なぜ自転車に長時間乗っている人たちの骨量が低いのか?

a17

ヒントン博士がたどり着いた答えは、「骨に伝わる衝撃の違い」でした。

a18

骨は衝撃を感知すると骨の量を増やす。

a19

自転車をこいでも骨には衝撃が伝わらない。

a20

骨への衝撃という点ではただ座っているのと同じ。

a21

ヒントン博士は骨量の低い人たちにジャンプ運動(骨に衝撃を与える)をしてもらう実験を行いました。

a22

1日30分、週3回。
1年間続けました。

a23

その結果、19人のうち18人で骨量が上昇。
ブレーキ役のスクレロスチンの量が減少していました。

a24

続きを読む









骨は他にどんなメッセージを出しているのか?
「タモリの人体つぶやきマシン」で調べてみる。

a1

大腿骨。

a7

筋力アップのメッセージも出ている。

a2

なんでもかんでも最後に「ばい」をつけるなw

a4

オステオカルシンには筋肉のエネルギー効率を高める働きもある。

a5

精力アップのメッセージも出している。

a6

男性は皆気になるメッセージw

a8

精巣から精子が生み出される様子をとらえた写真。

a9

精子の頭と尻尾。

a10

オステオカルシンにはテストステロンという男性ホルモンを増やす働きがある。

a11

骨と精子の意外な関係。

a12

骨は若さを司る臓器。

a14

若さを保つ骨を強くするにはどうしたらいいのか?

a13

カルシウムをとることは大事だが、それだけではダメ。

a15

骨自身が自分の強さを決めるメッセージを出している??

a16

骨を強くするメッセージとは何か?

a17

手がかりは南アフリカのある地域に集中している難病の研究にありました。

a18

患者の一人、ティモシー・ドレイヤーさん(27)。

a19

難病の名は「硬結性骨化症」。
骨が異常に増え続ける病気です。

a20

左がドレイヤーさんの頭蓋骨。
右が健康な人の頭蓋骨。
黄色い部分が骨。

a21

頭蓋骨が増え続けるため脳を圧迫し、聴覚や視覚に障害を引き起こします。

a22

ドレイヤーさんは4年に1度頭蓋骨を外し、増え続ける骨を内側から削る手術を受けてきました。

a23

ドレイヤーさんの主治医のハーマン・ハメルズマ博士は50年近くにわたってこの難病の解明に取り組み続けてきました。

a24

そして、博士は患者の体内にスクレロスチンという物質が欠如していることをつきとめました。

a25

特殊な顕微鏡で骨の内部をとらえた世界初の映像。

a26

小さな緑の粒がスクレロスチンと考えられています。

a27

スクレロスチンが発するのは「骨を作るのをやめよう!」というメッセージ。
体内の骨の量をコントロールしています。

a28

謎の病をきっかけに骨の量をコントロールするメッセージ物質を特定することができた。

a29

ドレイヤーさんの体内にはスクレロスチンが全くない。

a30

逆に骨量が減り続けているコールドウェルさんの体内ではスクレロスチンが大発生していたと考えられる。

a31

続きを読む

このページのトップヘ