最近、ちょくちょくまたタモリ倶楽部を見ています。
 
多分二十年ぐらいご無沙汰していたのですが、まだ空耳アワーを続けているのは驚きました。
久しぶりに見るとコーナーМCの安齋肇さんがきっちり老けているのが分かりました。
(それだけこちらも老けているということだ)
 1992年から始まったコーナーですから、もう22年目ということになります。
(番組自体は32年目)

女性のお尻が踊っているというオープニングも相変わらずですが、番組内容は特にエッチなものではないというのがスマートです。
でも、個人的には昔やっていた女性のお尻を鑑賞して解説するというコーナーを復活させてほしい(笑)。
 
先週、先々週は鉄道ヲタクの作品コンペをやっていました。
自作の踏切警報器やら1/1スケールのシュミレーターなどが紹介されていました。

私自身は鉄道に何の興味もありません。
そういう人間から見るとまるで意味のない作品を鉄道ヲタクたちは控えめながら誇らしげに紹介しています。
何を作ったのかさえもわからない作品もありましたが、鉄道ヲタクの面々の並々ならぬ鉄道への愛と情熱はしっかり伝わってきました。

 tetuota
飯田線シュミレーター
画像は区間を歩いて数万枚の写真を撮って合成する
 

鉄道ヲタクというと一般人は少し馬鹿にしがちですが、これだけのめりこめるものがある彼らは幸せだし、羨ましくも思いました。

昔からこの番組は一般視聴者の嗜好は無視して、番組スタッフやタモリさんの興味がある題材のみを取り上げてきました。
見ている方は、興味の対象よりも興味を持っている人間の方に興味がわいてきます。

フジテレビの「笑っていいとも」は終わってしまいましたが、タモリ倶楽部の方はタモリさんのライフワークとしてこれからもずっと続けてほしいと思います。
 できれば、もう少しだけ早い時間帯に放送してもらえると助かります。
 録画して改めてお昼に見る気分にはなれないし…(笑)