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タグ:オリンピック

卓球はホテルや旅館の卓球コーナーで遊びでやった程度です。
なまじっかやったことはあるだけにあの軽いピンポン玉を相手側の狭いスペースに打ち返す難しさは理解できます。
だから卓球の試合は、見ているだけでもとこっちのメンタルがゴリゴリ削られるような気がするのです。
 
そんなわけでオリンピックでも卓球の試合を真剣に見ることはなかった私ですが、今回のリオ・オリンピックでは福原愛選手のことが気になってしまいました。

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何回戦だったか忘れましたがシングルスの試合後、勝利者インタビューを受けていけた愛ちゃんの目がつり上がっているように見えました。
「(初戦で敗退した)佳純ちゃん(石川佳純選手)の分まで頑張ります」
そんな話をしていた愛ちゃんは並々ならぬ決意をもって今回の五輪に臨んでいる…そんな気がしました。
シングルスの3位決定戦で惜しくもドイツに敗れてしまった愛ちゃんは「気持ちを切り替えて団体戦にのぞみます」と、涙をこらえて健気にインタビューに答えていました。

団体戦準決勝でまたしてもドイツに敗れてしまった日本女子卓球チームは3位決定戦でシンガポールと戦うことになります。
ドイツだシンガポールだといっても、その選手の多くは中国系の選手ばかり。
中国は卓球の選手層が厚すぎて、優秀な選手でも中国で代表の座を勝ち取るのが難しく、海外に国籍を移して選手生活をしている人が多い。
実質的には中国Bチーム、中国Cチームと戦っているようなものです。
そんな中、純国産でチームを編成している日本はエライ!
愛国心などという言葉にはむず痒さを覚えてしまう私ですが、この時ばかりは反グロバーリズムの国粋主義者になってしまいますw

準決勝のドイツ戦に敗れた後、福原愛選手は「負けた責任はすべて自分にあります」とインタビューで答えます。
確かに、彼女はシングルスとダブルスを落としてしまいましたが、責任のすべてを自分の身に背負い込んでしまった悲壮な表情を見ていると、見ているこちらの胸も苦しくなります。
もし3位決定戦に負けたら…そんな縁起でもないことを思うとすごく心配になります。

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福原愛選手は、日本人にとって特別な卓球選手です。
なぜなら、日本国民は彼女が幼い頃から知っているのです。
天才卓球少女と騒がれてテレビに出演し、泣きながら卓球をしている彼女の姿は昭和世代の日本国民の脳裏には焼き付いているのです。

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泣き虫で負けず嫌いな愛ちゃん。
子供の頃に天才と持ち上げられた人は結局大成できずに終わることが多い中、彼女は選手としても人としても立派に成長しました。
昔、1億人の…というフレーズが流行りましたが、その伝でいうなら、福原愛ちゃんは”1億人の親戚の子”です。

2016年8月16日夜、NHKで女子卓球団体戦の3位決定戦が中継されました。
ただでさえ卓球の試合観戦は体に良くないのに、われらが親戚の子、福原愛の絶対に負けられない大一番。
見たいという気持ちと見たくないという気持ちが錯綜します。
観客席で選手のお母さんが選手のパフォーマンス中に顔を伏せてしまっているシーンがしばしば見られますが、あの気持ちはよくわかります。

試合が始まってしばらくたってから、NHKを見てみると日本が初戦のシングルスを落として日本のエース石川佳純選手がシングルスを戦っている最中でした。
石川佳純選手が有利な状況のようです。
個人戦では不運にも試合中に足をつって敗れてしまった石川選手ですが、団体戦での安定感は抜群でした。
不安を感じさせない石川選手の試合運びを確認して、テレビのチャンネルを民放に切り替えます。

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またしばらくたってから、NHKを見ると、石川佳純選手はシングルスに勝利し、1勝1敗となってダブルスの試合になっていました。
福原、伊藤ペア。
福原愛選手が27歳で、伊藤美誠選手が15歳。
ちょうど一回りの年の差です。
プレイの合間ごとに福原選手が伊藤選手に何か話しかけているのが印象的でした。
福原選手が若手の伊藤選手の良さを引き出す試合運びをしようと腐心しているようにも見受けられました。
長時間見ていると体に良くないのでw、見たり見なかったりを繰り返しながらついに日本チームがダブルス戦をものにし、2勝1敗としたところまで確認しました。

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次のシングルスは伊藤美誠選手とシンガポールのフォン・ティアンウェイ選手。
第1ゲーム、伊藤選手が格上のフェン選手に臆することなく有利に試合を進めているところでテレビを消しました。
時刻は夜中の1時過ぎ、もう少し見ていたい気持ちはありましたが、もし負けて最終戦に突入したらもう怖すぎる…。
そう思い、この日は結果を見届けることなく床に就きました。
折しも台風が関東に接近し、真夜中の東京は激しい風雨に晒されていました。

翌朝7時起床、台風一過の東京の朝は清々しい青空が広がり、まぶしい夏の光に満ちていました。
私はすぐにテレビをつけましたが、どのチャンネルを見ても昨日の団体戦の結果を報じていません。
NHKは延々と台風のニュースをやっています(大事ですけど…)。
どこも昨日の結果を流していないということは、日本は負けてしまったのか…。
半ば敗戦を覚悟したところで、ついに民放の情報番組が卓球女子団体日本銅メダル獲得の速報を流しました。
日本は最終戦までもつれこむことなく、伊藤美誠選手がストレートでシンガポールのフォン選手を下したということでした。
おそるべき15歳です。

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勝利後のインタビューで、あの冷静な石川佳純選手の目も涙で潤んでいます。

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福原愛選手は当然泣いていました。

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「苦しいオリンピックでした…」
波ながらにそう語る彼女に、見ていたすべての日本国民がうなづいたと思います。
こっちも見ているだけなのに、苦しかったです…。
でも、それだけに嬉しい銅メダルでした。

不覚にももらい泣きをしてしまったオジサンですが、NHKのアナウンサーもテッシュで涙をぬぐいながらの中継でだったそうです。

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他の種目のメダリストの皆さんには申し訳ありませんが、私にとっては今回最も感動した銅メダルでした。

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今回の新3大は女子陸上100mのマリーン・オッティ選手。
陸上をあまり知らない人でも40代以上なら彼女の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。 

オリンピックに7回出場し、メダルを9個獲得している偉大なスプリンター。
しかし彼女にはどうしても果たすことがなかった夢がありました。

① 1996年アトランタオリンピック女子100m

オッティ選手のオリンピックデビューは1980年モスクワ五輪 。
初出場ながら女子200mで銅メダル獲得!

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1984年ロサンゼルス五輪では優勝候補と目されながらも、100m、200mで銅メダル。

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さらに1987年の世界陸上でも100m、200mで銅メダル。

実力がありながら、銅メダルに終わってしまうオッティにつけられたあだ名が”ブロンズ・コレクター” 。
 
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1988年のソウル五輪では100mをケガで棄権。
200mでは4位と不本意な結果に。

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 先頭はジョイナー選手
 
引退も十分考えられる年齢(28)だったのですが、このままでは納得ができないオッティは新しいコーチの下でメキメキとタイムを伸ばし、素晴らしい戦績を残します。

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そして、32歳となったオッテイは優勝候補として1992年のバルセロナ五輪を迎えます。
しかし、200メールで銅メダル、またコレクションを増やしてしまいました。

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彼女はレース後「欲しいのはこの色じゃない」というコメントを残し、その後もさらに鍛え直して36歳で100m自己ベスト10秒74をたたき出します。

1996年アトランタ五輪。 
36歳にして悲願の金メダルを狙うオッティ。

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女子100m決勝。

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アメリカのディバース選手とほぼ同時ゴールイン。

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写真判定の結果、惜しくも2位に。 

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しかし、表彰式では銀メダルを取ったブロンズコレクターに観客席から万雷の拍手が送られました。 

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ソチ五輪もいよいよ終盤に近づいてきましたが、ご覧になってますか?

私は首尾よくメダルを取れた人よりも、期待されながらうまくいかなかった人の方が印象に残ります。

例えば、スキージャンプの高梨沙羅ちゃん。

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小柄な体を直立不動にして、生真面目にインタビューに応える姿を見ていると、なんだか胸が痛くなってしまいます。

今回のソチ五輪ではメディアも一番彼女をフィーチャーしていたような気がします。

”ひいきの引き倒し”という言葉が思い浮かびます。

でも、まあ、まだ17歳です。

最初からうまくいくよりも、ちょっとつまづいた方が長い人生のためには良いかもしれません。

次頑張って…と言うとまたプレッシャーになっちゃうかな。

そして、浅田真央さん。

会心の滑りでフリーの演技を終えた後、泣き出した彼女を見てオジサンも思わずもらい泣きしてしまいました。

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「(フリーは)自分のためではなく今まで応援してくださった人たちに恩返しをするために滑ろうと思いました」

インタビューで彼女はそう応えていました。

メダルという我欲を捨て、他者に捧げる3回転ジャンプ6種という満願成就。

さすが菩薩顔の真央ちゃんです。

下世話な話ですが、彼女をCMに起用するスポンサーが多いのもうなづけます。

それから、長野五輪ではまだ少女だった上村愛子さんのモーグルも感無量でした。

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メダルは取れなかったけど、集大成の滑りを見せくれました。

女子ばかり名前を挙げているとただのスケベなオジサンになるので、男子にも触れます。

うーん…。

出てこない。

あ、スノーボードのハーフパイプでメダルを取った子たち…。

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スノボというと、ちょっと不良っぽいコたちがやっているイメージがありましたが、彼らはフツーの中高生ですね。

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そういうイメージの代表格 国母クン

お気に入りの音楽を聴きながら演技をするという、スノボの自由な雰囲気は私的には嫌いではないので、別に選手がドレッドヘアでも構わないのですが、普通の子が活躍するとやっぱりなんだかホッとします。

お父さんお母さんも子供に安心してスノーボードを買い与え、スノーボードの競技人口はこれからぐっと増えるかもしれませんね。

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