今回のゲストは俳優の大泉洋さん。
大泉さんがセットのバーに入店するなり、ママ役の宮沢りえさんが笑い出します。
大泉さんの目玉が必要以上にキラキラしているのがおかしいのだそうです。

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私の中では大泉さんはユースケ・サンタマリアさんと同じタイプの人です。
お二人は何もしていなくても、周囲の人に笑われたり、からかわれたりする雰囲気を持っている俳優さんです。 
タモリさんの大泉さんのいじり方も、ユースケ・サンタマリアさんのいじり方とよく似ています。

タモリさんによると大泉さんには違和感があり、その違和感で人を引きつけているという分析でした。
大泉さんは実際に生で見ると画面を通して見る以上に独特な空気感が醸し出されているのかもしれません。

話題はタモリさんの恋愛論(すべての恋愛は変態である)からカマキリやアンコウの生殖行動の話に発展しました。
アンコウ(チョウチンアンコウ)のオスはとても小さく、メスに寄生して最終的にはメスの体に同化してしまうそうです。
この話から、異性の体の一部になるならどこが良いかという話になりました。
肝臓、眼球、手、口の粘膜、乳首などいろいろな希望が出てきました。

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実際チョウチンアンコウのオスはメスと血管でつながり脳も消滅し、最終的にはメスに精子を供給する単なる器官になってしまうようです。

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モテるメスには何匹ものオスが同化している

次にタモリさんは異性に叱られることの快感を力説します。
自分の弱点は社会的な体裁があるのでさらけ出すことができないが、そこを異性につつかれ、最後には自分がグズグズになってしまうところにえも言われぬ快感があるのだそうです(わかるw)。

この話とリンクするように、宮沢りえさん主演の「連続 怒ラマ」がインサート。
神社の巫女に扮したりえさんが神社にお参りに来た受験生に「神頼みをする暇があるなら、もっと勉強しろ」と叱り飛ばして追い返すというショートコントでした。

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大泉「この神社、大行列ですね」
大泉さんも異性に叱られる快感がわかったようです。
男はいくつになっても、小さな子供でいたいという願望があるようです。

ところで大泉さんは今NHKの朝の連続ドラマでダメおやじ役を演じているそうです。

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 NHK朝の連続ドラマ「まれ」

そのせいで、街を歩いていてもしばしば一般の人に「しっかりしろ」と声を掛けられるそうです。
NHKにも「お前のせいで娘が苦労している。もう北海道に帰りなさい」というハガキが届いたそうです。
「ダメ男を演じると、そこには違和感はない」というのがタモリさんの大泉評でした。

ここで、ショートコント「つり革ファン」がインサート。
つり革職人に扮したタモリさんが新作のつり革を紹介。

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忙しくてジムに行けない人も背筋が鍛えられるそうですw

タモリさんは「ほんとうは吊り輪というべきで、つり革という言葉自体がおかしい。もともとは輪っかはなかったのかもしれない」と言っていましたが、ちょっと気になったのでググってみました。
どうもその通りのようです。
鉄道馬車(レール上を走る馬車)の時代、つり革はほんとうに革のベルト状のものがぶら下がっていたようです。

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