続いてタモリさんたちが向かったのは、中心部から南へ約10kmほどの場所。
今走っているこの道は古代ローマ時代からあるもの。

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アッピア街道はローマから南イタリアの港町まで続く道。
ローマが巨大帝国に発展した秘密は実はこのアッピア街道にあります。

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アッピア街道はガタガタ。

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アッピア街道の案内人は考古学者のバルトロメオ・マッツオッタさん。

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紀元前312年に造られた石畳のアッピア街道。
現在は石がすり減っていますが、当時は隙間がなく滑らかな道でした。

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硬く頑丈な玄武岩が使われています。

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古代の建物と中世の建物。

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建物は直接岩の上に建っている。

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これも玄武岩。
つまり、そばにあった玄武岩を採って街道を造っていた。

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玄武岩は火山から流れ出たマグマが冷えて固まったもの。


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古代ローマ人は流れ出た溶岩に沿って街道を造っていた。

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こうして丈夫でまっすぐな道、アッピア街道ができました。

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この街道で迅速に軍隊を移動させることができるようになり、領土拡大が始まったのです。

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本日の名言「地質を知るものが国を治める」

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ローマを中心に約20万㎞の街道を表した道路地図。
全長約7m。

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ローマからたくさんの街道が出ている。

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西はイギリス、スペイン、ポルトガル、モロッコ。

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東はインドまで。
帝国の領域外の商取引があった場所まで描かれています。

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「全ての道はローマに通ず」は本当だった。

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旅のお題「ローマは1日にしてならず」を実感したタモリさん。

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歴史の古さは来てみて初めてわかる。

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適材適所を実践していた古代ローマ人。

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ローマに脱帽。

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エンディング♪

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次回(1月19日)もローマ。

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