水森亜土さんといえば、歌いながら透明なアクリル板にイラストを描くイメージ。
40~60代にはほとんどこの「たのしいきょうしつ」のイメージがあるのではないでしょうか。

70年代はどこの雑貨屋さんに行っても水森亜土さんのイラストを使った商品で溢れかえっていました。
日常生活でも女子たちの持ち物は水森亜土だらけ。
それほど水森亜土さんのイラストは高度成長期の日本を席巻していました。

ビートルズが初めて若者による若者のための音楽を世界に発信したように、日本で初めて女子による女子のための”カワイイ”を発信した人が、水森亜土さんではないでしょうか。

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肩書が”永遠の乙女”
さすがですw

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亜土ちゃん、すきすきソングとともに登場。

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挨拶代わりに、マツコさんの絵をアクリル板に描きます。
歌って踊ってお絵かきするスーパー76歳。

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 ファンキーな亜土ちゃんw

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「たのしいきょうしつは」1983年まで亜土ちゃんが出演していたので、1972年生まれのマツコさんもリアルタイムで亜土ちゃんのお絵かきを知っています。

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WIKIによれば、亜土ちゃんは劇団を主宰している里吉しげみさんという方と結婚されているようです。 

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 亜土ちゃんの誕生秘話 

水森亜土さんはお父さんが建築家、お母さんが画家という家に生まれました。
高校卒業後、ハワイのハイスクールに遊学。
その際お母さんにハワイ滞在中に絵日記を描くよう言い渡されます。

最初は細かくきちんと描いていたのですが…

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そのうち面倒になり、自画像を二頭身で描くようになりました。
このイラストがのちの二頭身のキャラクターのルーツとなります。

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1965年、亜土ちゃんはNHK教育テレビの「たのしいきょうしつ」に出演が決まります。

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この番組のオーディションの際、「両手で絵が描けます」と自分を売り込んだのですが、実はそんなことはやったことがありませんでした。
”嘘から出たまこと”ということわざ通り、亜土ちゃんは番組で両手で絵を描くようになったのだそうです。

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こういう強烈なキャラクターのある人、今はなかなかいないのではないでしょうか。
しかも60年代の亜土ちゃんはまだ20代だったので、とてもキュートな女性でした。

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亜土ちゃんは1969年に「ひみつのアッコちゃん」のエンディング曲、1981年に「Dr.スランプ アラレちゃん」を歌い、歌手としても活躍します。
 
 謎だらけ!?亜土ちゃんのスケジュール

イラスト制作の合間に入浴5回w

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入浴は目だけ上に出すワニ風呂。

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指きりをして、マツコの小指がデカい事に気づくw

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  秘蔵イラストが眠る亜土ちゃんのアトリエ公開

自宅の玄関には展覧会に出したくないお気に入りの作品を飾ってあります。

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私たちが知っているイラストとはちょっと画風が違います。

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亜土ちゃんはマリリン・モンローの大ファン。

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金髪の女の子の絵が多いのもマリリンの影響だそうです。

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アトリエ。

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