Halohalo online

ブログ再開しました。 以前ほど頻繁に更新できないかもしれませんが、ぼちぼちやっていきます。

2014年08月

最初のゲストは俳優の鈴木亮平さん。
NHKの連ドラではヒロインの夫役、数々の話題の映画にも出演している今最も旬な俳優さんです。

鈴木亮平さんは世界遺産検定1級の資格を持っているそうなのですが、本人はインタビューなどで世界遺産の話を振られるのが嫌なんだそうです。 
何故なら、相手が世界遺産など興味がないくせにその話題を振ってくるからだそうです。
世界遺産の話をしても、聞き手の目は死んでいる…。

わからないではありません。
よく初対面の相手に「どちらにお住まいですか?」って聞かれませんか。
「○○です」
「…ああ、私の友達が住んでいたことあります」
だから、なんだよっ、とつい思ってしまいます。
だいたい、お前は俺が住む町にも、俺にも興味ないだろっ。

若い頃はそんな風に思っていました。
でも、相手だって興味がないのに何とか会話を成立させようと努力しているわけです。
相手を思いやる気持ちが足らなかったと今は反省しています。
 
でも、確かに世界遺産って、騒がれる割には興味わかないないなあ…。
富士山も富岡製糸工場もそんなに行ってみたいとは思いません。
行ってみたい世界遺産は遠すぎるし…。
ゴメン、鈴木君。

srilanka
鈴木亮平さんお勧めの世界遺産「シギリア・ロック」 頂上には古代都市の遺跡がある

さて、鈴木亮平さんの次回公開予定(8/30)の映画作品は園子温監督の「TOKYO TRIBE」です。
「変態仮面」に続き、また彼の肉体美満載の作品のようです。

tokyo tribe
「オレの○○○が最高にデカいはずじゃー!」とシャウトしてましたww

これについて、「一度(裸の作品を)引き受けると、やってくれると思われるみたいで…」と、ぼやいていました。

鈴木亮平さんは英語もドイツ語も堪能なインテリジェンス溢れる俳優さんです。
ほんとうは、ちゃんとスーツ着てエリートビジネスマンの役なんかをやりたいのかもしれません。
でも、ガテン系の役も悪くないと思います。
腐らず頑張ってください。
 
 次のゲストは秋本志保さん。
アラフォーの一般人女性です。 

秋本-300x173

なぜこの人がゲストかというと、あちこちのテレビ局のインタビューに登場するのでやらせ要員ではないかと疑われて有名になったそうです。

ほんとうは、ただの”追っかけ”だそうです。 
追っかけをしている結果、街頭インタビューに引っかかるようになった模様です。

しかし、その追っかけっぷりがハンパじゃない。
名だたる有名人たちとの2ショット写真撮影に成功しています。

総勢404名。
日本人だけでなく、マイケル・ジャクソン、ジョニー・デップ、トム・クルーズ、アンジェリーナー・ジョリーといったセキュリティの厳重そうな海外勢との2ショット撮影があるのがすごい。

トム・クルーズ-300x207

2ショット写真を撮るため、数日~1週間前から現場(会見会場、ホテル、空港)に入りベスト・スポットを見つけておくそうです。

すさまじい執念…。
この人に命を狙われたら、まず助からないような気がします。

しかし、秋本さんのおっかけ魂の本領が発揮されたのは、収録終了の合図が出てからでした。
収録は終わったのに本人はスタジオの居心地がいいのか、なかなか帰ろうとしません。
始めはニコニコして相手をしていたMCの二人も、とうとうシビレを切らして腰をあげてしまいました。
それでも動こうとはしません。
撮影用のライトが落ちて暗くなっても、まだボソボソと喋りながら帰る気配を見せません。
最後はレギュラーの山下クンに「帰ってください、お願いします!」と懇願されていました。

ここに彼女の追っかけスキルを見たような気がします。
快く2ショットの写真を撮らせてくれる有名人って、実はそう多くはないと思います。
断られても、露骨に嫌な顔をされても、彼女は目的を達成するまで笑顔を絶やさず粘り続けたのではないでしょうか。

意味のないことに情熱を燃やす人は嫌いではありません。

でも、友達には絶対したくありません(笑)。





 
HK/変態仮面 アブノーマル・パック[DVD]
鈴木亮平
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2013-07-12

「花子とアン」もいよいよ終盤を迎えました。
戦争が落とす暗い影がじわじわと花子たちにも迫っています。

今回はJOAKの面々などドラマ終盤の脇役たちにスポットを当ててみたいと思います。
 
 まずは、JOAK製作部長の漆原光麿氏。
上に弱い事なかれ主義。
笑っていても決して目の奥が笑っていない表裏のありそうな性格。
こういう人はサラリーマン社会ではそこらじゅうにいます(笑)。

mitumaro

この人どこかで見たことあるなあと思っていたのですが、演じている岩松了さんのプロフィールをググって思い出しました。
「のだめカンタービレ」に出ていました。
のだめのお父さんです。
親として娘の行く末を心配する一方、ダジャレ好きなちょっとお茶目なお父さんでした。
陰と陽を自在に演じる俳優さんですね。

iwamatu nodame

そして、JOAKのアナウンサー有馬次郎。
演じているの堀部圭亮さんです。
この人は昔、K2というコンビ名で勝俣邦洲さんの相方でした。
旅レポなんかやってましたが、勝俣さんとは対照的に低テンションでした。

k2
 K2 

芸人向きのキャラではないと思ってましたが、果たしてコンビを解消して放送作家に転向…。
私は久しぶりにテレビで見たのですが、俳優としても着実にキャリアを積んでいたようです。
今回の暗くて神経質そうなアナウンサー役ははまってますね。
これからちょっとは人間味のあるセリフがあることを期待しています。

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大河ドラマ「平清盛」 見たことないけどロクな役じゃないなww

JOAKの面々、最後は花子が出演するコドモの時間の担当、黒沢一史。
いつの間にか、東西日報から転職してたのですね。
演じる木村修吾さんは、宮本龍一役の中島歩さんと同じく美輪チルドレンの俳優さんです。
昭和テイストのルックスは時代劇や軍人役が似合いそうです。

kurosawa2

花子とアンで登場した脇役の男性陣で、私が一番カッコいいと思ったのは村岡郁弥役の町田啓太さんです。
ちょっとキザですが、純情で、家族思い。
途中であっさり死んでしまうのも役としては得です。
町田啓太さんは劇団エグザイル出身だそうです。
どうりで色気があると思った。

ikuya
 お似合いだったのに…

ダークホースはたけし役の矢本悠馬さん。
出オチのインパクトはハリセンボンの春奈さんに負けていません。
しかも、あの大人計画の所属です。
大人計画といえば、松尾スズキさん、宮本官九郎さん、荒川良々さんといった個性あふれる俳優の巣窟(?)です。
ブログ・アクセス分析のキーワード検索でも、”矢本悠馬”はダントツトップです。

yuma
 キュートな”てっ!顔”でブレイク間近!?

最後は、女優さんで締めたいと思います。

村岡花子の妹、もも役の土屋太鳳さん。

momo

来春からの朝の連ドラ「まれ」でヒロイン役が決定したことは、ご存知の方も多いかと思います。

NHK好みの女優さんという気がします。
正統派の美人で、性格もクセがなく(花子姉さんと違いww)、演技力も問題なし。
減点するところが少ない女優さんのような気がします。

2004~2005年、朝の連ドラ「わかば」でヒロインをやった原田夏希さんを思い出させるルックスです。
来年も楽しみですね。

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 原田夏希さん


花子とアン~序盤快調?女優陣に注目 

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花子とアン~吉高由里子という女優

花子とアン~放映終了記念 愛と独断の部門賞発表

 







今回は、「月曜から夜ふかし合体SP」で放送された桐谷広人さん(64)の1日のスケジュールを追ってみたいと思います。

例によって、桐谷さんは期限切れ直前の株主優待券を使い切ってしまうために、都内を自転車で爆走します。 


午前10:30 中野の自宅を出発。

        私も中野区在住で土地勘があるのですが、おそらく桐谷さんはJR中
        野駅のすぐ近くにお住まいだと推察されます。 
         
        新宿歌舞伎町のきづな寿司(新宿区歌舞伎町1-18-8)で「ちらしず
        し」の朝食兼昼食。

        同区新宿ピカデリー(新宿3-15-15)において、「エイトレンジャー2」
        を鑑賞。
 
午後1:25  映画終了。
        すぐに渋谷区に向かう。
        気温35度。 

午後1:45  渋谷区のキタムラ スタジオK(渋谷区道玄坂2-25-9)に到着。 
        見合用もしくは葬儀用の写真撮影。 

午後3:10  アコーディア・ガーデン南青山(渋谷区南青山3-3-3)に到着。 
         インドアゴルフでゴルフのレッスンを受ける。

午後4:00  南青山から上野に向かって出発。

午後4:34  東京国立博物館(台東区上野公園13-9)到着。
         4分差で間に合わず、特別展「國立故宮博物院 神品至宝」を見損ね
                  る。

午後4:45  浅草花やしき(台東区浅草2-28-1)に到着。
         年齢制限前(65歳以上不可)にジェットコースターに乗る。 

         新宿にて(映画館不明)もう1本映画を鑑賞して、帰宅。


マピオンの距離測定ソフト「距離ソク」で測ったところ、総走行距離は直線でほぼ30キロでした。

MAP KIRITANI
 ←クリックすると桐谷さんの軌跡が見られます。

直線距離で30キロですから実際はもっと走行しているはずです。
しかも、都内は車も人も多く、坂も多い。
高原のサイクリングのような快適な旅路ではありません。

これはもはや新感覚のスポーツなのかもしれません。

来る2020年の東京オリンピンックでは、ぜひ「キリタニ」という名の新種目を加えてほしいものです。
マラソンのコースを使えば、何とかなるような気がします。

 

元プロ棋士 桐谷広人さん(64)はなぜ人気があるのか?
 
”街中を自転車で爆走する桐谷さんを見ていると、元気が出てくる” 
 
一言で言えばこれにつきると思いますが、それだけなら皆マスターズのロードレースでも見ているはずです(年配者専門の自転車競技があるのかどうかは知らないけど)。

では、桐谷さんの人気の秘密はなんでしょうか。
ちょっと考えてみました。

① ちょっとした不幸を背負っている

桐谷さんは婚約者を将棋の師匠に横取りされるという手痛い過去があります(二度ほどあったらしい)。
 そのせいかどうか、未だに独身、都市部で特に多い孤族(単身者)の代表です。

 一時は時価総額3億円とも言われる株式を所有していたが、リーマンショックや信用取引の失敗で、時価5千万(2013年時点)ほどに目減りしている。

人は他人の不幸が大好きです。
上2点は桐谷さん本人とってはとうてい笑えない深刻な不幸ですが、視聴者にとっては桐谷さんが大好きになる理由になります。

② おちょっこちょいなキャラクター

自転車で街を爆走する桐谷さんを密着取材していると、お約束のように桐谷さんは何か小さな失敗をやらかします。
見ている人を飽きさせない愛すべきキャクターの持ち主です。
そもそもおっちょこちょいでなければ、師匠に何度も恋人を奪われないでしょうし、そもそもそんな女性を選ばないはずです。

③ 強靭な肉体

60代という年齢を考えると、すさまじいスピードで移動します(Max時速48.3キロ、女子競輪選手並み)。
移動距離も長い。
しかも、行く先々で様々なイベントをこなしています。
20代の若者でも、同じことをやればヘトヘトになると思います。

人生いろいろあって、決して順風満帆ではなく、今現在も満ち足りているわけではない、それでも元気に自転車で街中を疾走する。
しかも決して崇高な理由で走り回るわけではなく、ただ株主優待券を期限切れ前に消化するためだけのために…。
桐谷さん自身には明確な目的があるのですが、はたから見るとそれはまったくナンセンスにも思えます。

そういう桐谷さんの姿を見て、人は元気をもらい、癒されます。
生きることに迷ったり、年を取ることを恐れなくてもいいのだ…そういうポジティブな気持ちを抱かせてくれます。

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次回は人生のアイアンマン、桐谷広人氏の某日の足跡をたどります。




 

高3の時、最後に受けた大学も不合格だったという結果は、合否の電話を受けた母から知らされました。
その時私はテレビを見ていました。
画面には当時アイドルだった片平なぎさが映っていました。
キリンレモンのCМです。 

nagisa
 見ていた番組は再放送のドラマ「傷だらけの天使」でした

大学受験で受けたすべての大学を落ち、私は自動的に浪人生になりました。
それから駿台予備校の試験を受けてそれも落ち、結局試験のない代々木ゼミナールに行くことになりました。

当時文系志望の校舎は原宿にありました。
原宿駅竹下口を出て通りを横切り左に折れて坂を上りきったところに代ゼミ原宿校はありました。

浪人した級友はほとんど駿台に行ったので、教室に知った顔はいません。
100人ぐらいは入る大教室に座っていると、次々と講師が表れて授業をしてゆきました。

講師の先生方はおおむね話が面白く、長い授業も退屈せずに聞くことができました。
年次契約だから人気がないとすぐに首を切られる、だから講師も必死なのだと訳知り顔の誰かが言いました。

先生方の話は今でもよく覚えています。
例えば、英作文の先生は「英語と日本語では文化が違うから、日本語で考えても英語にはならない。だから、フレーズを丸ごと覚えていくしかないんだ」とおっしゃっていました。
英作文が苦手だった私は目からウロコが落ちたような気がしました。

教室には「日々是決戦」の書があちこちに張られていました。
「日々是決戦じゃなくて、日々是決算だろう」というジョークは代ゼミ生に代々伝えられているものでしょう。
さしもの代ゼミも今度ばかりは決算に失敗したようですが…。

昼になると皆1階に下り、そこにある梅本スタンドのウドンで腹を満たしました。
すぐにウドンに飽き、私は昼休みになると原宿の町をぶらつきました。

当時の竹下通りは今のように栄えておらず、人影もまばらでした。
通り沿いに並ぶ喫茶店に日替わりで一軒ずつ入り、モーニングセットの食べ比べをしていました。

代々木公園の入り口あたりで、同じ年ぐらいの少年に声をかけられたことがあります。
赤っぽい縮れ毛の人の良さそうなヤツでしたが、歯が欠けていて目の焦点が合っていませんでした。
おそらくシンナーの常習者でしょう。

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原宿駅 右手奥に代ゼミ原宿校があった

代ゼミの授業が終わった後、私はよく高田馬場に寄り道をしました。
早稲田松竹かパール座、この二つの名画座のどちらかで映画の2本立てを見ました。
当時は邦画だとATGの映画が全盛で、芸術性の高い映画とは暗くてドロドロしたものだと思いこんでいました。
でも、ATGの映画は今でもまた見たいような気がします。

shochiku  kazokuge-mu
早稲田松竹は現役、パール座は平成元年閉館   松田優作主演の「家族ゲーム」はATGでもメジャーな作品

中学高校時代の友人たちと、山水というビリヤード場で玉突きもしました。
このころにはもう一人前にタバコを吸っていたような気がします。
浪人生の吸うタバコはハイライト、その心はHI light、(大学に)ハイリテー。
実際はセブンスターを愛好していましたが…。

sansui
 山水もまだ現役みたいです

お酒の味もこのころには覚えていました。
高校時代の友人たちと数か月にいっぺん集まって中野の居酒屋で飲むのが最大の楽しみでした。
よく行っていた居酒屋”赤ひょうたん”は今も健在です。

akahyotan
 趣は昔とはだいぶ違う

こんな感じで浪人時代をやり過ごし、次の年の春には何とか大学にもぐりこむことができました。

何をしていても薄い灰色の膜がかかっているような暗い浪人生の生活でしたが、代ゼミ生時代は確実に青春の1ページでした。


























 

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