珍しく3ショットでスタート。
案内人は先週に引き続き東川隆太郎さん。

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現在位置確認。

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テーマ確認。

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幕末はややこしい。

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イルカといえば明治維新?

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見てほしいのはイルカではなくその後ろ。

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この石垣と明治維新が関係がある?

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ここは台場だった。
しかも江戸の台場よりも早く造られていた。
台場:
幕末主に外国船との戦いに備えて
日本各地に置かれた大砲を設置するための砲台

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1821年にドイツで作られた地図を薩摩は持っていた。

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西洋の列強は西から来るので江戸より前に鹿児島に来る。

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ペリー来航(1853年)より前に薩摩と列強はもめていた。

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宝島事件:
1824年、宝島に来たイギリス人と薩摩藩の間で起きた銃撃戦

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薩英戦争:
1863年、薩摩藩士によるイギリス人殺傷事件をきっかけに起きた戦争

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この台場は薩英戦争で使われていた。

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お台場の石はシラスではない。

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シラス:
火山から噴き出た火砕流が固まったもの
鹿児島の大部分を覆っている

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この石は”たんたど石”と呼ばれている。

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たんたど石があったから、鹿児島は明治維新の主役になれた?

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タモリさんたちは台場から3キロほど離れた場所に移動します。

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バス停たんたど
このあたりは古くから石切り場だったそうです。

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崖と左の植木の影に隠れている鹿児島大学の大木公彦先生w

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崖はシラスでできている。

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で、たんたど石は?

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たんたど石は崖のふもとにあった。

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シラスの崖の下に溶結凝灰岩(たんたど石)の層があった。

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溶結凝灰岩:
火砕流が高熱と高圧で溶け固まった岩石この場所で採れるものが「たんたど石」

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大昔、鹿児島湾にあった巨大な火山からできたもの。

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でも、シラスも火砕流でできている。
この2つの違いは何?

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実はできた時代が違う。

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シラスは2万9000年前。

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溶結凝灰岩はなんと50万年前。

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かつてあたり一面を覆っていたシラスは、

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川の流れによって下へ下へと削られ、ついに溶結凝灰岩(たんたど石)が露出した。

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柱状節理:
溶岩などが冷えて固まるときにできる柱のような割れ目

石を切り出す石工にとっては割れ目を入れる手間が省けるのでラッキー。

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たんたど石と花崗岩を比較する。

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メガネonメガネw

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まず花崗岩にマルノミを打ってみる。

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花崗岩は硬い。

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次はたんたど石。

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たんたど石はマルノミが刺さる。

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石工さんがセリ矢と呼ばれるクサビを打ち込む。

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仕上げはタモリさん。

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亀裂が入る。

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見事に割れました。

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たんたど石は加工しやすい。

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切り出しも加工も楽な石が城下町の近くでたくさん採れた。

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薩摩藩は砲台の他にも様々な近代的事業にこの石を活用した。

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ということで、タモリさんたちがやって来たのは城下町から離れた海沿いの場所。

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仙厳園(磯庭園)
1658年に島津光久によってつくられた薩摩藩主の別邸

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サプライズ案内人の渡辺謙さん。

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渡辺謙さんは、大河ドラマ「西郷どん」で薩摩藩主島津斉彬を演じています。

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お殿様直々に御殿を案内。

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テーブルを使っていた。

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薩摩切子のワイングラス。

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障子を開けると、

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桜島が見える庭園。

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地元鹿児島では斉彬の人気はかなりのもの。

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もう気分はエンディングw

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あの石灯籠は何?

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斉彬はこの石灯籠を使って近代化の実験をしていた?

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この石灯籠は、実はガス灯だった。

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横浜のガス灯(1872年)よりも15年ほど前に斉彬はガス灯をともしていた。

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薩摩の奇跡②に続く