タモリさんたちは立山のさらなる神秘を探るため室堂平を出発。
バスで500mほど下ります。

t5

車窓から見える柱状節理。

t2

広い平原が見えます。

t4

弥陀ヶ原という平地。
室堂平の3倍の広さがあります。

t3

弥陀ヶ原は湿地帯で、3000もの池があります。

t7

弥陀ヶ原はラムサール条約(湿地保全のための国際条約)に登録された日本最高所の湿地。

t8

湿地は普通低いところにできる。
もしくは湖が枯れて湿地化したもの。

t9

なぜここに湿地があるのか?
その前にここが平地の理由を解き明かします。

t10

見慣れない石に目をつけたタモリさん。

t11

溶結凝灰岩:火砕流が冷えて固まった岩

t12

10万年前、立山で巨大な噴火がありました。

t13

発生した火砕流は谷間を20km以上にわたって埋め尽くしました。

t14

こうして溶結凝灰岩の広大な平地が生まれました。

t15

平地ができた理由はわかったが、湿地ができた理由は?
それはこの先に行くとわかるそうです。

t16

土壌は泥炭

t17

泥炭:微生物による分解があまり進んでいない寒冷地特有の土

t18

標高の高い弥陀ヶ原では冬の間厚い雪が一面を覆い、雪は初夏まで残ります。

t20

そのため枯れた植物の分解があまり進まず泥炭が堆積しているのです。

t21

泥炭は保水性が高い。

t22

スポンジが敷き詰められているようなもの?

t23

火山の火砕流で平地ができ、降り積もる雪で湿地ができる。

t24

火山と雪はここだけなく別の場所にも絶景をつくったそうです。

t25

タモリさんたちは絶景を見るために、さらに山を降りてきました。

t26

ちらりと見えるスゴいもの。

t27

左上の白い部分。
滝?

t29

崖の高さはなんと450m。

t30

滝に近づく。

t32

称名滝

t34

落差350mは日本一。

t31

土台となる大地は溶結凝灰岩。
北アルプスの雪解け水がその大地を削り取りました。

t33

水量は毎秒100tを超えることもある。

t35

まさに火山と雪が生んだ神秘の大絶景。

t36

滝は後退する定め。

t39

7万年前の滝の位置。

t37

7km後退した現在の滝の位置。

t38

7万年で7kmということは10年で…?

t40

辛そうw

t41

近江アナは暗算が苦手w

t42

タモリは日本で5本の指に入る滝師でもある。

t43

たきし軍団を作っていたw

t44

タモリ「エンディングにふさわしいね」

t46

まだ終わりではなかったw

t45

最後にタモリさんたちが向かったのは称名滝の下流。

t47

上流を行けば室堂平。

t48

下流は富山市内。
さらにその先に能登半島が見える。

t49

上流の両側は山地のような地形だが、ここから下流は平野。

t51

ここは扇状地の扇頂でした。

t50

ここから扇状地が始まる。

t52

川は激動の時代(急流、滝)を乗り越え、ようやく静かな安定した老後(扇状地)を迎える。

t53

大満足の一日。

t55

もう一回最初から見て回りたい。

t54

エンディング♪

t57

次回(11月4日)は洞爺湖です。

t56