今回は先週の続き、「役に立たない機械2017」の後編です。

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ゲスト審査員も先週と同じ、早稲田OBの面々(ライムスター宇多丸、綿矢りさ、かもめんたる)。

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早稲田大学創造理工学部建築学科で出される課題、「役に立たない機械」。

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評価ポイントは役に立たなくても、美しさや気持ち良さがあること。

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早稲田率100%の会場。

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後半のトップバッター、建築学科2年の久山くんの好きな建築物は京都駅。
高さ50mの吹き抜けのコンコースが圧倒的。

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作品名は「まくるんです」。

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枠を腕に通し、袖口を洗濯バサミで挟む。

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枠を引っ張れば袖がまくれるw
中谷先生の評価:腕をまくる瞬間の洗濯バサミの動きが美しい

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病院で注射をするとき、これぐらい派手に腕をまくってもらうと、恐怖が和らぐ(綿矢)。

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続いて3年の脇谷くん。
好きな建築物はモード学園スパイラルタワーズ(名古屋)。

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作品名は「ショートカットキー」。

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こんな風にPCのキーボードの上に置く。

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普通ショートカットキーは指2本を使う。

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このショートカットキーを使えば、指1本で同時に二つのキーを押すことができる。

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ただし、機能ごとにショートカットキーを変えなければならない。

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タモリがショートカットキー「すべて選択」に挑戦。

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ああタモリ倶楽部w

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2年の吉野くんの好きな建築物は、熱海の旧日向別邸。
ブラタモリ熱海編で紹介されていました。

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作品名は「ひまつぶスイッチ」。

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友達4,5人で旅行に行って旅館で寝ていたら、一人が部屋の電気をつけたり消したりし続けた。
何をしているのか尋ねたら、その友人はスイッチのオンオフが楽しいのだと答えた(タモリ)。

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中谷先生の評価:スイッチを押し続けられる気持ちよさ

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3年の細井さんのお気に入りは多治見市モザイクタイルミュージアム。
外壁に埋め込まれた陶器のテキスタイルは触覚でも楽しめる。

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作品名は「大休止器」。

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器具に腕と足を通すだけで、自動的に大休止(体育座り)の姿勢になる。

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中谷先生の評価:器具としての美しさ

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プレイ用具感w

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ここで西早稲田キャンパスの役に立つ情報。

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おすすめは焼きたてのパン約20種類。

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そして、ボリュームたっぷりの温玉唐揚げ丼。

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2年の林さんは早稲田の建築学科創設にもかかわった建築家、辰野金吾をリスペクト。
辰野氏の作品、東京駅が大好き。

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作品名は「シングルタップ」。

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通常のマルチタップはコンセントの口数を増やすことで役にたっている。

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このシングルタップはコンセントの数は一つでほとんど延長もされない。

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中谷先生の評価:わかりやすく完成度が高い

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2年松本くんの作品は「無気力ダイス」。

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中にサイコロの目が落ちているので、振っても目が出ない。

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中谷先生の評価:オブジェ的な美しさがある

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3年山田くんの作品は「チョコトルネ」。

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中谷先生の評価:気持ちよくチョココロネのチョコレートが取れる


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2年山本くんの作品は「まるみえおみくじ」。

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まる見えな上に、吉や凶なども特に決められていない。

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なぜか箸も入っているw

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最後は2年の比護さん。
将来の夢は実家のリフォーム。

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作品名は「空飛べるかもしれない装置」。

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コスプレやパーティグッズで役に立っちゃいそう。

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中谷先生の評価:この機械を使う人類の進化に未来をかけているところ

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一番お似合いw

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空耳アワー。
久々のジャンパー作品。

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最優秀賞はすんなりと「行こう!」に決定。

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パチパチパチ。

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中国出身、劉思洋くんの「行こう!」。
前輪と後輪が逆に回転して前に進まないミニ四駆。

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リボンが短すぎて首にかけられないメダル授与w

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この喜びを家族に伝えたい。
伝わりづらいだろうなぁw

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