「フォントの世界」の案内人は3000種以上のフォントを見分ける絶対フォント感の持ち主、須藤雄生(ゆう)さん(37)。

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まずは日本で使われている2大フォント、明朝体とゴシック体について。

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明朝体:とめ・はね・はらいなどを表現
ゴシック体:文字幅が均一

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マツコさんはゲイ雑誌の編集者をしていたので、そこそこフォントは知っている。

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「マツコの知らない世界」でメインに使われているフォントは「くろかね」。
くろかね:力強さと優しさを兼ね備えたポップな書体。

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マツコは「マツコの知らない世界」を見ていないw

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たいへん重要なテーマ。

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くろかねのフォントはかわいらしいイメージだが、極太明朝体は警察24時的な緊迫したイメージになる。

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商品のパッケージのフォントは売り上げに直結する。

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チョコレート菓子のブラックサンダーは最初はアルファベット表記だった。

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2003年にウインZ系のカタカナに変更。
知名度が一気に上がり、売り上げが43倍に。

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アイスクリームのMOWは2015年に丸みを帯びた書体から高級感あふれるセリフ系の書体に変更。
大人層にも人気となり、売り上げがV字回復。

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絶対フォント感を持つ数学教師の謎

こちらが須藤さんのプロフィール。

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プロフィールのフォントもいつもとは違う。
今回は須藤さん好みのフォントを使う。

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「そ」に3パターンあることに違和感?

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右側の「そ」はアウトローな「そ」だと思った須藤少年w

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悪徳の匂いがする「そ」w

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高校生になると「そ」に加えて「3」で悩み始めるw
「3」がうまく書けない。

マツコが書いた数字。
”みのりやまと”の書体に近い。
みのりやまと:稲穂が実るようなイメージの柔らかいフォント。

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須藤さんは満足できる「3」が書けるのは数週間に一度。

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須藤さんが理想としている書体の数字。
フルティガー:空港の標識用に「見やすさ」を意識して作られた。

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どうだろうw

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須藤さんが高校生の時から続けている街のフォント探し。

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思い出せないフォントを発見。

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わからないフォントは30人のフォント仲間に尋ねる。

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50秒で仲間から答えが返ってくる。
「自由の翼フォントですか?」

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商店街はフォント天国。

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楽しそうな須藤さん。

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しかし、大量のフォント情報で疲れてしまうのが今の悩み。

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後世に残したい超希少フォント


第3位 本蘭明朝
 
本蘭明朝:細くすらりとした明朝体

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参考書などによく使われていたフォント。

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独特な感性で本蘭明朝を絶賛する須藤さんw

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一般のパソコンでは利用できない書体。
出力可能な機械が限られるため減少傾向にある。

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第2位 石井太ゴシック

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線の端が太く広がる温かみのあるフォント。

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テレビアニメのスタッフロールなどに使われていた。

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バス停などで今も見ることができる。

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たまプラーザにイラつくマツコw

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第1位 スミ丸ゴシック

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1987年に大きな出来事があり、その後だんだん消えていったスミ丸ゴシック。

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マツコ正解。

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スミ丸ゴシックは国鉄時代の駅名看板に使用されていた。
JR東海では今も使われている。

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「か」や「わ」に特徴がある。

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駅名の看板には、フォントマニアとは違うマニアがいるらしいw

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