今回の新3大は焼き芋屋さんです。

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江戸時代にはすでにお店で売っていた焼き芋。

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時代とともに焼き方や芋の種類もバリエーションが増えました。

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新3大・熱い銭湯」でもお世話になった庶民文化研究家の町田忍さんにこだわりの焼き芋屋さんを選んでもらいました。

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① 静岡県「大やきいも」

静岡県静岡市にある「大やきいも」。
静岡駅から車で10分。

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静岡おでん。
焼き芋屋さんというより食堂です。

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こちらが焼き芋。

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丸ごとだと時間がかかってしまうので、切ってある。
後ろに見えるのが大やきいも店主の中村修身さん(44)。
4代目だそうです。

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大やきいもの創業は明治時代後期。
代々受け継がれた製法が守られています。

釜に塩を振りかけます。
焦げを防ぎ、芋に塩味をつけます。

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芋は紅あずま。

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薪だと火が一点に集中してしまうので、モヤ(木くず)を燃やして釜の中全体を暖めます。

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初代から受け継がれてきた釜と火加減。
 
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釜の蓋を開けると、焼き芋が湯気を立てています。

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100g170円。
皿代わりの紙に値段が書いてあります。

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ホクホク系で、焼き芋の甘さと塩のしょっぱさがおいしい。

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昔と同じ味を守る店主。

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店主はもともと会社員で、10年前にお店を引き継ぐ。
今は後継ぎがいないのでお店をたたむことになるかもしれない。

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② 神奈川県「ラ・イモンチ」

神奈川県相模原市にあるラ・イモンチ。
JR矢部駅から徒歩5分。

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生の芋も売っています。

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店主の黒川和人さん(74)。

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壺の中に芋をつるして蒸し焼きにする調理法。

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じっくりと熱を加えることで、甘い芋がより甘く仕上がります。

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紅蜜姫(中)350円

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きめが細かくしっとりとしているのでスプーンですくえます。

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スイートポテトのような甘さだそうです。

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黒川さんは20年以上移動販売をしていましたが、つぼ焼きに自信を深め2008年にこの地に開店したそうです。

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芋の家→イモンチ
シャレで「ラ」をつけて店名に。

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③ 愛知県「丸じゅん」

愛知県碧南市にある焼き芋専門店「丸じゅん」。

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定番から希少品種まで、

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全48銘柄の焼き芋を扱っています。

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メニューは日替わり。
季節に合わせておいしい芋を選んであります。

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 この日のおススメは”激甘”シルクスイート。

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和菓子のような甘さ。

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種子島紫。

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安納紅。

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芋は特製ガスコンロで焼いています。

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店主の石川順一さん(67)は以前は自動車部品メーカーに勤務。
ガスコンロは自作したそうです。

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定年退職後、全国各地の芋畑を視察。
どこよりもメニューの多い焼き芋屋を目指しました。

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有吉「あっち流行ってんだね、やっぱり。甘い~系ね」
マツコ「(青山アナに)ああいうの好き?」
青山「甘くて、ちょっとスイートポテトに風味が似てるのは好きですね。女の子には人気だと思いますよ」
マツコ「残してね~、ホクホクも残してほしい」
有吉「ホクホクもやってほしい」
マツコ「や~イモ食いてぇ」w

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