腕時計のつけ方

男性は腕時計を手首の外側につけますが、女性は内側につける人が多い。

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この差は何なのか?
実は「(時計を見る時に)脇が開いてしまうかどうか」がポイントのようです。

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(株)シェリロゼ代表取締役 マナーコーチ の井垣利英さんによると”昔から女性が脇を開く仕草はとてもはしたない”とされていたのだそうです。

昔は男性も女性も着物で生活していましたが、女性の着物は脇が空いています(身八つ口)。

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これは授乳のためにそういう作りになっていたようです。
*諸説あります
 
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この身八つ口があるため、脇を開けると胸が見えてしまう恐れがあり、そのために女性が脇を開ける仕草がみっともないこととされました
こうして脇を締める仕草が、女性らしい・奥ゆかしい仕草として定着しました。
 
着物から洋服の時代になっても、”脇を開かない”文化が引き継がれ、(脇を開かないよう)腕時計を内側につけるという日本人女性特有の習慣が生まれたのだそうです。
 
現代ではスポーツタイプの腕時計などは、手首の外側につける女性も多くなってきたようです。
面白いのは軍人さんは腕時計を内側につけることがあるようです。
これは小さな動作で時計を見られる、狭い艦内で時計をぶつけないため、といった理由があるようです。 
 
 バッグの持ち方

女性がバッグを肘にかけて持つ人が多いのに対し、男性はこの持ち方をする人はほとんどいません。
番組が原宿駅近くで調査したところ、取っ手付きのバッグを肘にかけて持つ男性はゼロでした。

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この差は何でしょうか?

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東京女子医科大学の神部克明先生によると、この差は”腕がしびれにくいかどうか”なのだそうです。
女性の方が腕がしびれにくいから、バッグを肘にかけて持つことができる、ということのようです。

番組では10~50代の男女、各世代1名ずつに参加してもらい、実験をしてみました。
男性5名、女性5名の全員に4kgのトートバッグを肘にかけてもらい、限界まで持ってもらうという実験です。

この実験の結果、男性の耐久時間の平均は約20分、女性の平均は約1時間と大きな差が出ました。

なぜこんなに差が出るのか?
これは腕の構造に理由があるようです。

バッグを肘にかけた腕をエコーで撮影すると、男性の腕の血管が圧迫されて潰れているのがわかります。
血行が悪くなると、神経に影響を与えてしびれが生じます。

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一方女性の腕は血管は、脂肪に守られて血管が潰れにくくなっています。

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 ということで、脂肪が多い女性の腕は肘にバッグをかけてもしびれにくい、ということです。
もちろん、個人差はあるようです。

そう言えば昔の不良はマジソン・スクエア・ガーデンのバッグを肘にかけて持っていましたが、あまり普及しなかったのはやっぱりこのスタイルは辛かったのかもしれませんw

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 女の子座り

女性は女の子座りができるけど、男性はできない。

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なぜでしょうか?

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この差は骨盤と脚をつなぐ関節の形の違いなのだそうです。

女性の骨盤は出産をするために、男性より横に広がっています。

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 さらに、太ももの付け根部分の骨(大転子)が男性は大きいため、

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脚を開いた時の可動域が、女性よりも狭くなっているのだそうです。

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ちなみに、オネエ専門の整体師の人に聞いたことがありますが、オネエの人は横に広がった骨盤に憧れていて、骨盤を広げる整体が大人気なんだそうです。