ブラタモリが3年ぶりに再開しました。
今回の京都編・完全版は1月に放送した京都編に未公開シーンを加えたものです。

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勤務体制が変わった(いいとも終了)ので地方にも行けるようになりました。 

 琵琶湖疏水

まず向かったのは南禅寺。
湯豆腐で有名なお寺。

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ここには不思議な建造物、「水路閣」があります。

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水路閣を目指して階段を上る。
パートナーは首藤奈智子アナ。

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上にはやや挙動不審の女性が…。
この水路に詳しい学芸員の寺嶋一根さん。

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寺嶋さんがこの水路ー琵琶湖疏水ーができた経緯を説明してくれました。

明治維新により京の帝が東京に遷都。
これにより、京都の人口は三分の二に減ってしまったそうです。
京都を何とか盛り上げなくてはいけないと思案した末、この巨大プロジェクトー琵琶湖疏水ーが立ちあがりました。
全長約20キロの琵琶湖疏水は明治18年に着工し、完成まで5年かかりました。
費用は当時の京都府年間予算の2倍かかったそうです。

最大の目的は水運。
東日本・北陸からの生活必需品をスムーズに運搬できるようになり、京都の人口は見事に回復したそうです。

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また、琵琶湖疏水によって、日本初の水力発電所もできました。
電力のおかげで電車が走り、工場が稼働し、京都は一気に近代都市に生まれ変わりました。

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なぜかレールの上に舟が…。

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京都ー琵琶湖間の高低差分の急こう配。
ここにはレール敷いて、傾斜鉄道(インクライン)が舟を運んでいました。

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三十石船(4.5t)を運ぶことができたそうです。

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レールに沿って歩く一行。

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レールを枕木に固定する犬釘。
確かに犬の横顔です。

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道行く人たちとおしゃべりしつつ歩きます。

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レールには”イギリス・バーロー社1887年製”と刻印されています。

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最後にCGでインクラインが舟を運びます。 
 
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