バス・ルッテン氏はオランダ出身の総合格闘家。
身長185センチ、体重92キロ。
極真空手2段、テコンドー2段、元UFCヘビー級チャンピオン。
現在はアメリカのカリフォルニアにお住まいだそうです。

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護身術というと、日本人は合気道的なものをイメージしますが、バス・ルッテン先生の護身術は全く違いました。
攻撃は最大の防御とは言いますが、ヘビー級の総合格闘家の攻撃です。

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弱い者イジメにしか見えない、ドン引きの護身術でした。

マツコさんも言ってましたが、アメリカ人はこの護身術をどういう目で見ているのでしょうか。
おそらく冗談半分で楽しんでいるのでしょうが、ヤツラは半分本気でルッテン流護身術を勉強しているのかもしれません。

だいたいアメリカの娯楽映画は何かしらの敵(中東、ロシア、中国、宇宙人、巨大生物、トマト等々)が攻撃してきて、それをコテンパンにやっつけるというパターンがほとんどです。

自分から仕掛けると悪者になるから、相手に手を出せておいて”やむなく正義の鉄槌をくだす”のです。

そういう国民性だから、ルッテン先生の過激な護身術もウケてしまうのでしょう。

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最初のレッスンのバーで絡まれた時の護身術を見た時、私はつい一か月前に起きた北区のラーメン屋での殺人を思い出してしまいました。
37歳のオッサンが49歳のオッサンを踏み殺した事件です。
そういえば、ルッテン先生も49歳、どうせならルッテン先生とラーメン屋で一戦交えてほしかった。

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 それから、強盗がマシンガンを持っていた場合の護身術が紹介されていませんでしたが、そのときはどうするのでしょう?

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 一般市民の護身術は、”危険をいち早く察知して逃げる&通報”につきると思います。

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デラックスじゃない
マツコ デラックス
双葉社
2014-06-21