私が子供のころ、21世紀のイメージと言えば、こんなでした。

3年前の”未来”
車は空を飛んでいたし、道路は建築技術の発達により支柱レス。
ファッションはSFに出てくる宇宙人のようなぴっちりスーツです。
2014年現在、残念ながらこのような未来は存在してません。
車は相変わらず地上の道路を走り、交通事故も渋滞もあります。
まあ、ぴっちりスーツのファッションに関してはあまり残念ではありませんが。
しかし、半世紀ほど前の人たちが描いた未来予想図の中で当たらずとも遠からず、というものが二つあります。

そう、彼、未来少年スーパージェッターは腕時計型トランシーバーで愛車、流星号(もちろん空飛ぶよ)を呼び出しているのです。
この腕時計型トランシーバーは携帯電話やスマホに近いとも言えなくもありません。
最近は、スマートウオッチという、スーパージェッターの世界を実現したような商品も出てきました。

それから、これ。

コンピューターの発達は予想以上でした。
私が大学生の頃はコンピューターは理科系の学部の奥の部屋にある巨大な謎の機械でした。
社会人になってから数年して、私は姉からマックのポータブル・コンピューター(ノートパソコンの前身)を譲り受けましたが、進撃の巨人用かっ、というぐらい大型のポータブルでした。
それから毎年のようにパソコンは進化し続け、小型化高性能化が進みました。

手前が1989年発売マック・ポータブル、奥が2010年発売マック・ノートブック
そして、コンピューターと携帯電話の技術を融合したものがスマートフォン、なのかな(このへん自信ない)。
先日新年会の帰りに久々に夜11時ごろの山手線に乗りました。
昔の山手線の車内と何が違うのか、酔った頭でふとそんなこと考えてみました。
客の半数くらいがスマホかガラケーと睨めっこをしていること、昔は一車両に二人ぐらいいた泥酔状態のオッサンがいないこと。
そんなところです。